戸倉上山田中学校の中平です。今日は、中国の中学生との交流授業がありました。
そこで、これからの世界の未来を担っていく中学生たちに、平和について考えながら制作してもらおうと「羽根プロジェクト」を行いました。
信州大学 教育学部 教授木村仁先生 から第2次世界大戦、原子爆弾投下により被爆した少女のお話をお聞きしました。2歳に被爆した少女は、鶴を千羽折れば、病は治ると信じ鶴を折り続けましたが、中学生の時、千羽を越える頃、無くなってしまった・・。今では、鶴にいろいろな思いを込めて折ります。日本人にとっての折鶴は、深い意味があるのだと改めて考えることができました。
画用紙で鶴を折り、あえて不完全な形にするために、片羽根を切り取ります。切り取った羽根に平和に祈りを込めて描きました。日本、中国、の中学生は、それぞれどんなことを描いたのでしょうか。どちらも、自然、や生き物を描いた生徒が多かったのが印象的でした。
たった1時間の授業でしたが、たくさんのことを学ぶことができました。あと、ちょっと、時間があればよかったのですが・・・・。