大学美術教育学会@武蔵野美術大学

櫻ヶ岡中学校の中平です。土曜から日曜日まで、東京にある武蔵野美術大学で行われていた大学美術教育学会に参加してまいりました。

私は「プロジェクトとしての美術」というシンポジウムにシンポジストとして参加させていただき、とがびやさくらびのアートプロジェクトにおける中学生の変化や成果、今後の課題について発表させていただきました。造形活動をとおして生徒が幼い自分を自ら卒業していく様子を現場の視点で語らせていただきました。

以前と比べて、格段にアートプロジェクトなるものへの抵抗感は減ってきていると実感しました。逆に、どのような思いで話を聞かれていたのか気になるところではあります。

今回、宮城教育大学の村上タカシ先生とご一緒させていただいたことが嬉しかったです。私にとっては、イズミワクプロジェクトを実現されたアイドル的存在です。オーラが違いました。村上先生のお考えやイズミワクプロジェクトが開始当時からすでに現代までも通じる要素をたくさん持っていたことをお聞きし、衝撃を感じました。すごいです。

さて、話し合われた内容ですが、アートプロジェクト的授業が、様々な大学の授業ですでにたくさん行われているという事実に驚きました。すでに、教育の場面でアートプロジェクトは必要とされているんですね。今までの授業では足りない何かを補っているのでしょう。

今回の東京遠征は、とがびと、さくらびの宣伝という目的もありました。ムサビ構内いろいろな場所にポスターを掲示させていただきました。昔私がムサビ生だったころ、まさか自分が教師になり、ポスターを貼りに来るなんて想像もできませんでした。シンポジウムのまねいてくださった三澤先生、神野先生ありがとうございました。

ムサビの構内で「おー、さすがムサビ」と関したのが、女子トイレの表示です。エヴァンゲリオンといえば私の同級生の轟木君。この表示は面白かったです。でも男子トイレには存在しませんでした。