櫻ヶ岡中学校の中平です。
作品名「タイムカプセル」
女子2名と、信州大学教育学部の学生、中村君、三宅さんとのコラボです。
「身近な風景の写真を撮って、教室を埋め尽くしたい。」という生徒の希望を聞いた時、それは無理なんじゃないかなあと思いました。写真をそんなにたくさん撮ることはできないだろう、とか、写真を張り巡らしても、「ありえない」空間は作ることは難しいんじゃないか、と不安で一杯でした。
しかし、作品が、圧倒的な写真の量と天井や壁を埋め尽くしており、圧巻でした。
生徒だけの力ではなく、信州大学の学生さんの力添えも合ったと思います。
しかし、大人が「無理だろう」「おもしろくないだろう」と短絡的に考えることを、中学生は真摯に本気で立ち向かいます。その一直線な視線に大人は感動するのです。だから、中学生アートは、社会に発信し、多くの方に見ていただく必要があり、価値があると思います。