櫻ヶ岡中学校の中平です。
さくらび作品紹介12回目です。
作品名「暗いはこわいよ help me」
女子4名と、武蔵野美術大学学生さんの鈴木さんと糸川さんのコラボ。
場所は第三音楽室。「あそこは幽霊がでるそうだよ」という怪談話のメッカ。その空き教室となった第三音楽室を真っ暗にし、一人しか観客は入れない密閉された空間。その中を巡り歩くと、様々な質感と手や足の裏、頭、耳・・・!などが出会います。
生徒による最初のアイデアスケッチが、まるで善光寺のお戒壇めぐりのような作品として完成しました。
驚くべきことは、室内が完璧に真っ暗であるということです。ダンボールなどを重ね貼りしており、目が慣れてきても真っ暗のままです。
もう一つ驚くべきことがあります。客さんは室内にたった一人しか入ることができませんが、迷ったり、中で立ち往生してしまう方がいると、どこからかキッズ学芸員が手を差し伸べ、方向を指し示してくれるそうです。
「困っていたら、中学生が手を引いてくれた。中学生が作品だった」
来場者の笑顔の感想です。