さくらびレポート179〜さくらび作品紹介⑬「ふぁっしょんしょー フューチャリング美術部」

櫻ヶ岡中学校の中平です。

さくらび2010作品紹介13回目。

作品名「ふぁっしょんしょー」。

女子二名のキッズ学芸員と、信州大学繊維学部「オンデマンドリメイク」とのコラボです。

「ぺちゃくちゃないとでのプレゼンを見て、中学生と一緒にさくらびに協力したいと思います。よろしくお願いします」と、今年の初夏、中平の所に、信州大学の真島君が訪れました。オンデマンドリメイクは軍手を改良した「軍ティー」で一躍有名になっており、全国にも名をとどろかせています。願ってもいない協力者の出現に「是非お願いします」と返事をしました。

女子二名とオンデマンドリメイクにはすぐタッグを組んでもらい、「中学生美術部員がデザインしたTシャツを作り、校内でファッションショーを行う」という企画がスタートしました。

当日の「ふぁっしょんしょー」は大盛況。オンデマンドリメイクの参加により、華々しいイベントがさくらびに盛り込まれました。こういう時間や出展が、アートプロジェクトには絶対必要なのです。コラボした中学生は、夏休み中に上田市になるオンデマンドリメイクのショップを訪ね、大学生との交流で盛り上がりました。つながりが深くなりました。

もう一つ、オンデマンドリメイクによる活動の広がりを紹介します。
10月一ヶ月間、オンデマンドリメイクの真島君の紹介で、FM長野に特集されるという、画期的な広報活動が実現しました。生徒も出演し、私もプロジェクトの趣旨などを広く伝えることができました。

最近になって、いろいろな人から「ラジオ出てましたね」「父親が櫻中の先生出てるっていてましたよ」などラジオ出演の話題を聞かされることが多くなりました。

これも、全て「ぺちゃくちゃないと」というイベントに出演して、情報や考えを発信したからだと思います。そうでなかったらオンデマンドリメイクとは出会いのきっかけはありませんでした。情報発信は大切だと実感しています。

理科室には、オンデマンドリメイクのTシャツが展示されていました。