さくらびレポート213〜七瀬まるごと美術館作品紹介①「おっちょこちょいなサンタ・プレゼント忘れた」

櫻ヶ岡中学校の中平です。
昨日から始まった「七瀬まるごと美術館2010」。生徒作品を紹介していきます。この七瀬まるごと美術館は主催者であり七瀬住民である渡邊さんが地域の方に協力を求めて始められて今年で6回目。歴史ある地域のユニークな取り組みとして長野市内でも評価されています。小さくて自然で、リラックスしているアートイベントだと思います。

その取り組みに櫻ヶ岡中学校は今年で3回目の参加となります。今まで2回は選択美術を受講した3年生が参加しておりましたが、選択教科廃止にともない、今年から美術部員が参加しております。今後もできる限り参加していきたいと思います。

さて、前置きが長くなりました。生徒作品を紹介します。

題名「おっちょこちょいなサンタ・プレゼント忘れた」

1年生女子2名の作品です。通りにある八百屋さんの店頭におかさせていただきました。

「今年は、作品を置くだけではなく、住民の方の好きなことなどを作品に取り込んだり、一緒に作ろう」というコンセプトで活動が始まりました。このサンタチームの生徒も、2回ほど八百屋さんのところへ取材に行き、「サンタ」「笑顔」というキーワードを頂いてきました。

そして完成したのが、この作品です。なんと作品の身長は八百屋さんと同じ。そして、「作品に関わると面白いことが起こる仕掛け」として、おなかに不思議な「箱」をぶる下げています。この箱を開けると、中には・・・・!是非本物でご覧ください。

この作品は、さくらび2010でも大学生とコラボした生徒たちが、自分たちの学びを更に高めるために作った意欲作品です。アイデアだけでなく、作品の完成度もとても高くなりました。