さくらびレポート285〜さくらび@北野カルチュラルセンター

櫻ヶ岡中学校の中平です。長野市の北野カルチュラルセンターで行われている「信州大学教育学部美術科・卒業制作展」へ行ってきました。

長野五輪の時に表彰式会場として使われていたセントラルスクエア。そこが今駐車場になっており、そこに自動車を停め、会場へ向かいました。中学生に聞くと、セントラルスクエアの存在は全く知らない、ということです。時代の流れは速いですね。

会場に入ると、学生さんたちの力作が並べられ、いい雰囲気でした。二階へ上ると、そこにさくらびで協力してくださった大月さんの展示が。さくらびのパンフやポスター、活動の写真などが展示されていました。

8月から9月にかけて活動していた生徒の様子の写真。

なつかしいですねえ。中学生もがんばりましたが、大学生の方々もよくやってくださいました。ありがとうございました。写真を見ていて、そんな気持ちがまた湧き上がってきました。

昨日、ここに写っている男子生徒たちも、この会場へ来て写真を見たそうです。大月さんとも出会えてきっとうれしかったと思います。中学校時代の思い出になってくれるとうれしいです。

大月さんが完成させたレポートの表紙。

中身を読みました。協力者として活動に立会い、生徒と一緒に悩みながら、中学生とともに新しいアート作品を作り出した実感がこもった文章に感動しました。多くの美術教師に読んでもらいたい内容だと思います。

今まで、さくらびや、とがびを論文として書かれた方は沢山いらっしゃいます。どれも素晴らしい内容でしたが、今回大月さんが書かれた文章は、「参加者として」の文章だったと思います。初めて参加された協力者の方が生の気持ちや実感を書かれた文章だと思います。私自身、何回もこの文章を読ませていただき、今後の仕事に結び付けて行きたいと思いました。

展示は明日20日日曜日までです。