さくらびレポート309〜天へ編@卒業制作・夢

櫻ヶ岡中学校の中平です。

今日は3年生公立高校受験日。受験生の皆さん、本当にご苦労様でした!!

さて、3年生卒業制作・夢展2011の作品の中で、空や天にまるで伸びていこうとするかのような細長い作品を、集めてみました。

ある本によりますと、思春期の子どもたちの、垂直の線や表現の動きは「自立心」「自立願望」の表れであると記されていました。樹木のドローイングはそういった点でも、中学生に合っているということです。
また、高くなっていく立体物を立たせたいという願望も思春期の子どもたちは持っており、作品が立つ=自分が自立する、というように作品と自分を重ね合わせるようです。

そういった意味で、今日紹介する作品は、思春期独特の雰囲気が感じられてきょうみぶかいものです。

写真の作品は、音楽が大好きな作者が、アンテナのようなオブジェに「音楽を聴いていきたい」という願望を表したもの。

お菓子っぽいイメージの塔。友への感謝の気持ちを、マカロンの集合体に込めました。思い出がぎゅっと詰まり、天へと伸びていきます。

紙粘土で「ガッツポーズ」。天への思いを感じます。

こちらはブロンズ粘土のガッツポーズ!!

チアリーディングで頂点に立ちたい!という願望をトロフィーの形で表現しました。形のデザインはオリジナルです。

自立心にふさわしい、立ち上がった人物像が印象的です。