さくらびレポート332〜ウロコ!目玉!尾ひれ!

櫻ヶ岡中学校の中平です。

美術部で制作中の、ゴールデン目で鯛金屏風。

2月に参加した廃材アートの影響かもしれませんが、今までステージバック画だった装飾が新体育館完成に伴い、急遽屏風設置になりましたが、部員たちは、様々な校内の廃材を調達し材料として認識しています。

なかなか難しいことではあると思います。中学生は柔軟な思考と、堅い思考の両面を持っており、廃材が美術表現の主材料として、使うことには抵抗があると思うのです。「良い作品を作ろう」と呼びかけて、きれいな絵の具で絵を描こうという中学生はいますが、捨てられそうなスリッパで面白い表現をしようとは、なかなか思いつかないと思います。
そこは、やはり経験なのでしょうか。この作品が満足すれば、次の表現活動へ向けて大きな一歩になるでしょう。

シュレッダーのゴミ。

使われていないボール二個。使えなくなったスポットライトの電球。

さくらびなどで使いふるしたプラスティックダンボールの切れ端で、尾ひれ。