さくらびレポート337〜ゴールデン目で鯛金屏風に金着色!!

櫻ヶ岡中学校の中平です。今日は在校生の登校日。午前中に学校全体が準備され、新年度スタートを待ちわびているように見えます。

午後、美術部有志が集まり、金屏風に金スプレーを塗布する作業を行いました。この、言ってみればアッサンブラージュの屏風作品が、一つの作品となり、また一色を塗布することにより一瞬で質感や見える世界が変化するという瞬間を味わってもらいたいのです。今日の作業はとても大切なのです。

まずは、2年生を中心に、つなぎを着て手袋をし、頭には布を被りました。「まるで忍者!」と生徒が喜んでいました。

スプレーを塗布するためには、場所を開かないといけません。机をかたづけ、汚れ帽子のため布を敷き、窓を全開にします。

そこまでやって、やっと、屏風のパーツを3箇所に運び出します。この作業がなかなか大変。重いのです。重いのですが、協力して運べばなんとかなります。声を掛け合って、力を入れ、やっとこさっとこ、運びました・・・・。

そして、いよいよスプレー塗布作業開始。結構順調にきれいに塗ることができているようすです。

あっという間に、金属っぽさが出てきました!!

「うちらの、まっ金金だよ!!」

くちびるエリア。こんな感じになりました。

オー、ゴールデン!!

もう一つの「尾ひれエリア」。

なんとか金に塗ることが出来ました。

生徒によると、「不織布のスリッパに、たくさん金スプレーを塗らないと光らない」と言われました。確かにそうです。色を吸い込む素材はなかなか発色が難しいですね。

というわけで、スプレーが足りなくなってしまい、今日全ては完成できませんでした。ですが、明日部活がありますので、スプレーを追加し、完成させたいと思います。