さくらびレポート194〜好きなことをやる=多様な表現の表れ@夏!美術部祭り

櫻ヶ岡中学校の中平です。長野市もんぜんぷら座二階ミニギャラリーでは、美術部28名による作品60点ほどが展示されています。

その作品を見ると、とても多様な表現をしているということがわかります。平面作品や立体作品など多様です。

写真をご覧ください。平面といっても、大きなコンパネに描く生徒、イラストボードに水彩で描く生徒、パネルにアクリルで描く生徒、紙粘土やモデリングペーストで立体作品を作っている生徒、など自分のやりたいことと向き合い、完成させています。

写真の作品は、女子部員が一人で制作した「スイーツワールド」という作品です。使っている材料がとても多く驚きました。ケーキの土台は新聞紙とボンドを混ぜたもので、かたどり用の丸い入れ物は電気器具の保護用スチロールです。上に乗っている家などは、ケント紙や、フェルト、スチロールなどで、その材料の特徴に応じて使い方を分けている点が「発想構想の力」「創造的な技能」を発揮していると思いました。

力を発揮させることが大事だと思います。そのためにもっと大事な教師の手立てとして、「好きなことをやらせる」という持って行き方がポイントになっていると思います。