櫻ヶ岡中学校の中平です。カオス・ギャラリーの朝7時30分。私が行くと、もうすでにお客さんが一人います。
いつも、必ず毎朝、一番最初に、カオスギャラリーのイスに座り、興味津々に作品に見入っています。毎朝、必ずです。ちなみに、この生徒は美術部員ではありません。
その生徒が最近、私にこう言うようになりました。「廊下に、石膏で型どりした脚が飛び出ていたら面白いですよね。やりたいんですけど」
おお!!生徒から「こうしたい、こんなのやってみたい」という声が出現しました!!
こういう瞬間、こういうクリエイティブな生徒を待っていました。カオス・ギャラリーは、確実に、生徒たちの(まだ一部ですが)「面白いことをやってみたい」という美術スイッチを刺激していたのです。