さくらびレポート244〜美術部展示、試行錯誤中@美術部

櫻ヶ岡中学校の中平です。美術部一年生の文化祭での役割は、美術部展の会場に「美術の神様×悪魔」を制作設置すること、空間的にバトルな雰囲気を演出することです。

大きな布に、美術部の活動を写した写真を添付し、それを神様の乗った「雲」にしようと考えてやってみますが、なかなか思うようにいきません。私も一緒に考えます。

私の意見もどんどん言います。そして、実際にやって考えます。

実際に身体を動かして、物を動かして考えるという思考方法は大事です。そうしないと物事は進んでいきません。美術科も机上の制作だけでは本当の発想や構想の本質にたどり着けないでしょう。

身体と頭を同時に使うのです。楽しいです。

制作途中の作品も全て搬入し、実際に並べてみます。

気にくわないと思ったら移動する。頭の中のことを具体的にやってみる。

来週の部活では、そういった具体的発想を行い、みんなで発想し、主体的に作っていきたいです。

展示会場半分は、パーテーションで展示。今まで制作したキャンバスや、デコボコアートなどをオーソドックスに展示します。

これも実際に並べてみて、見て、考えさせながら展示を決定していきます。

一度もやったことのない生徒たちは戸惑ったり、混乱したりしますが、良い学習です。さすが二年生は、昨年経験しているのですらすらとやっていきます。それを一年生は見たり、一緒に身体を動かしたりして学んでいくのです。

こういう見せるための準備の活動は、本当は美術部以外全ての生徒が行っても良いですね。いつも見ているだけの立場から「見せる立場」へチェンジしてみると、世界が違って見えてくるのです。