さくらびレポート7〜「アート・ストリート・1理前」打ち合わせ@美術部

櫻ヶ岡中学校の中平です。5月末あたりから改築工事が始まる200番校舎。その一階の第一理科室・通称「1理」の廊下に直接美術部が絵を描いちゃおうという企画を、校長先生にお話したら快く承諾をいただくことができました。

さっそく放課後の部活では、直接描くことによるメリットとデメリットを出し合ったり、どういうコンセプトで作品を並べていくのか順番について熱い議論が交わされました。

この廊下に作品を展示して新入生だけではなく、2,3年生や先生方に見ていただく方向はみんな賛成。でも、壁に直接描くことは「作品が持ち帰れなくなる」「描いている途中を見られてしまう」「寒い」などの理由で、数人はイラストボードなどに書いた作品を額に入れて展示するということになりました。壁の作品と額に入った作品両方を交互に展示することにより、意外性や対比による効果を狙いたいとの事です。

3年生が、全員の原画を並べてレイアウトを決めていきました。水曜日から3年生は修学旅行へ行き、2年生は家庭訪問が始まります。この数日間は、放課後の部活も長く行うことができ、作品制作を進めるにはちょうど良いのです。また、新入生の部活見学などでは、廊下で壁に直接描いている部員をそのまま「鑑賞」することができます。壁には空いたスペースが一箇所あり、そこを一年生体験スペースとするなど、楽しいアイデアもあります。

明日は、マスキングテープで四角い矩形を形どり、補色関係の色を下塗りしていきたいと思います。