櫻ヶ岡中学校の中平です。1学年必修授業では「ルネサンス2012」という題材で、最後の晩餐を鑑賞しています。
何なんでしょうか、最後の晩餐のものすごい魅力は。現代の中学一年生も興味津々で鑑賞します。
「何が起こっているのでしょう」とたずねると、「何か言い争っている」「真ん中の人に何かみんなで文句を言っている」と絵の場面を的確に指摘します。
ということは、この傑作は日本人の中学生というあまり人生経験もキリスト教的文化や教養がなくても、なにかが伝わってくるのだ、ということです。
人間の悪の面、人間の弱い面が描き表されているからでしょうか。共通する部分があるんだなあと実感します。