廊下アートセンター付属にんげん研究室の小林です。
最近、廊下アートセンターの周りでは、
中学生たちにあやしげな言葉が降り注いでいます。
書いてある言葉を絶叫しながら過ぎ去っていく元気な男の子たち、
ひそひそ話しながらじーっと眺めていく女の子二人組、
一通り読み終えるなり「かっこいいー!」と声をもらす新一年生。
おもしろいですねー!
他の中学校のことはよく分かりませんが、
戸上中では学年を問わず多くの生徒が「反応」してくれるようです。
例えば「ひきこもれ。」という言葉に、
「ひきこもっちゃダメだろー」とつぶやく子と、
「ひきこもれだって!私もひきこもりたい。」とつぶやく子。
みんなは、これをどんなものとして受け取っているんでしょう。
「作品」でしょうか?「会話」でしょうか?「ただの文字列」でしょうか?
しばらく、言葉をメインににんげん研究を進めていこうと思います。
そうそう、廊下アートセンター横の階段が
「大人への階段」に変身しました。