さくらびレポート104〜3年「グラデーションマジック」:主題をどうするか

櫻ヶ岡中学校の中平です。もうすぐ夏休みですね。中学生の美術の制作も熱くなってきています。

3年生は、春から取り組んでいる題材「グラデーションマジック」の終盤。まとめの題材に入っています。

パステルを使って、自分の描きたい物を描く授業。一番の課題は、どうやって「自分の描く物を決めるのか」ということです。

主題を決めるということでしょうか。それが一番難しいのですが、描く本人が一番モチベーションが高まるこのでなくてはいけませんし、誰かにやらされているものでも意味がありません。

いきなりアイデアスケッチに入ることは難しいので、中平と名簿順に相談をしてから決めだしていきます。

自分は何が好きで、何がやりたいのか。3年生は進路と関わって、こういう思考には慣れているかもしれません。自分自身で授業時間の内容を決めるということになるかもしれませんが、与えられたことをやるのではなく、自ら主体的に関わることができる内容を考えていって欲しいと思います。そのための力や技能は、3年間の授業で身についていると思います。