櫻ケ岡中学校の中平です。8月1日、今朝の朝日新聞朝刊長野県版の教育欄に、毎月一度の、私のコラムが掲載されています。
今回は、「自由を楽しもう」というような内容の記事を書きました。
今まで何千人という中学生と美術を通して付き合ってきましたが、自由を楽しむことができる生徒に共通しているのは、「楽しいルールや制限を自分で作り出している」ということだと思います。つまらなくなるルールではなく、自分で自分が楽しくなるようなルールを作る力がある生徒は、制作自体もたのしみながら活動していると思います。
創造性やクリエイティブというのは、実は、全く自由な正解や状況の中で、楽しめる枠やルール、制限を創りだす力でもあるなあと思っています。
そういった力を身につけるというか、発見するために、美術教育はどんな、プログラムを用意出来うるのか。それが、今の課題です。