さくらびレポート171〜美術部1年生「イルミネーションプロジェクト」(南長野運動公園)

櫻ヶ岡中学校の中平です。美術部は今、1、2年生別々で、地域と連携するプロジェクトを進めています。どちらも、外部から受注したというか、参加を促された内容ですが、こういう機会でもないと、なかなか外へ目を向けることは難しいので、貴重な機会であると考えて、チャレンジしています。

1年生は、南長野青年会議所さんが毎年行っている冬のイベント「南長野運動公園でのイルミネーションフェスティバル」に、初めて参加します。今まで私は知りませんでしたが、近隣の高校美術部や中学校の美術部などが、合板パネルに思い思いのイメージ画を描きおよそ200球のLEDイルミネーションを装着して、11月下旬から、南長野運動公園を明るく盛り上げているそうです。

本校美術部1年生は、18人と人数が多いため、私の方から青年会議所さんにご無理を言って、本当は1チームしかエントリーできないところを、3チームエントリーさせていただきました。
3チームが力を合わせてそれぞれ作った作品をつなげて、ひとつの作品にする方向で、1年生の考えはまとまっています。右の写真は、全体作品の縮小版アイデアスケッチ。基本コンセプトは「夜の不気味な遊園地」。遊園地にいろいろ部員が考案した楽しいお化けたちが、楽しんで遊んでいるデザインです。なかなか面白そうですよね・・。

休日部活では、縮小版ができたので、続いて原寸の下絵を描くことになりました。

3時間後、こんなにぎやかな原寸下書きが、少しずつ見えてきました。

広いスペースに、ぎっしりお化けが現れるイメージですね。みんなが描く作業に入ることができそうですし、考えていくと、イメージがどんどん湧いてきそうです。

また、お互いの描いた絵同士、刺激になって、アイデアが膨らむ体験もできますね。

なかなか良いスタートです。

一年生ですから、思い切って、枠からはみだしちゃうくらいの、アイデアに期待します!!