さくらびレポート213:絶対絶命をどうやったら表現できるのか?@卒業制作「夢」

櫻ヶ岡中学校の中平です。

3学年卒業制作「夢」。毎時間、順番に生徒と面接相談をしています。

ある男子生徒は「絶対絶命の状態を角材使って表現したい。でも、どうやったら表現できるんだろう」と悩みを打ち明けてくれました。

生徒が持ってきた角材には、一本のひび割れが入っており、そこに挟まれている感じにして表現したいとのこと。でも、どうも自分の考えにしっくりこない。

じゃあ、いろいろなパターンを実際にやっていく中で、作りながら探すっていうのはどう?と提案しました。考えながら作る、作りながら考える、その繰り返しでやったことが、そのまま作品になるような・・・。多くの生徒は、まず計画があって、計画に従って作っていくことが制作だとおもっているけど、そうじゃないやり方に興味をもって楽しんでみる。今までにないやりかたに挑戦するのもいいんじゃないか??と提案してみました。