さくらびレポート218:広告の文字から「違った書体30種類以上」抜き出す学習@2年美術「漢字は感字」

櫻ヶ岡中学校の中平です。2年美術では、大題材「ズバリ言うわよ!」の第二弾小題材「漢字は感字」に入りました。

この題材で、まず生徒たちにしってほしいのは、「文字にも形がある」「文字の使われ方によって形が違う」ということです。つまり、文字の形自身が、何かを伝えるため、何かを感じさせるために「デザイン」されているということです。

文字って、あまりに身近なので、そこに気づかず、何気なく使っています。

そして、この授業では、最終的に「文字の形や、使い方を工夫することによって、想像以上にクリエイティブなコミュニケーションができるかもしれない」という可能性部分まで生徒に感じて欲しいと考えています。そこが授業者としての私の願いです。

導入の一時間目。広告を「鑑賞」して、違った形の書体を見つけたら、すぐトレペにトレースします。30種類見つけるのって、かなり大変で時間がかかります。でも、楽しめたようで、生徒たちは集中して取り組んでいました。