櫻ヶ岡中学校の中平です。マスキングテープなどのマスキングを工夫しながら、パステルでグラデーションを作って作品にします。なぜマスキングなのか?マスキングというのは、「描かない部分を作る」っていうことですよね。つまり、描いていくというプラスの活動でありながら、描かないというマイナスの面も持っている。面白いことを思いついたり、思いがけない形になったりすることが、発想をひらめかせるきっかけになると思うのです。つまり、発想の入口というか、武器というか・・・・。何か、発想のスイッチになってくれればいいなあと思います。
生徒たちには、2時間で「完成させろ!でも、なかなか完成させるな。こだわれ」と一年生の時から言い続けています。
その結果、時間になってもやめない生徒が多く、写真のような作品が完成します。
台紙を切ってしまうことも、オーケーです。本人がやってみたいことを実際にやってみることが、美術では大事ですから。
んーーーー、独創的。としか言い様がないですね。私の想定を外れている見事な作品だと思います。完成の赴くまま・・。
中学生の可能性を、また今日も感じさせてもらった気分ですね。おもしろいです。