櫻ヶ岡中学校美術部3年生が、自主的に企画しているパフォーマンス「美櫻戦争〜ぼくらの最終決戦」公開が、あと2日に迫りました。
ある生徒は言います。「文化祭って、つまらない。全て先生が決めている。自分たちは自由にやりたい気持ちもある」
そういう考えって、良くないんでしょうか?全てマニュアル化された動きの中で、「君たちはとてもよくがんばったね」と褒められても、中学生本人は自己肯定感を持つことができるでしょうか。持つことができる生徒もいるかもしれませんが、「自由」を3年間追究して、おもぷろや、こちょ☆ぷろ、など実践してきた美術部員たちは、特に敏感に違和感を感じることでしょう。
そういった意味で、今回の美術部パフォーマンスは、全くの押しつけられ感ややらされ感はありません。自分たちでやろうと思い立ち、自分たちで計画発案運営している全くの否マニュアルな中学生による表現です。
伝統ある櫻ヶ岡中学校の歴史のどこかに、必ずや刻み込まれる一瞬のきらめきとなるかもしれません。
27日、午前11時40分から12時まで。新体育館・櫻舞館にて。