「あなた録」
受験やらで多忙の中、
とがび十周年を記念して
作らせていただきました。
さて、今回GENTENも関わっていたので、
当日作品の解説などできずほったらかしになってしまったので
この場を借りて少しお話しさせていただきます。
始めてとがびに一人で参加しました。
今まで私の中では誰かと一緒に作品を制作しないとどうにも不安な人間でした。
それがいけないわけではないのです。
みんなで作品を作る事自体は
素敵なのです。
ですが今回は私個人の力を
使って作品を作る事に意味があったのです。
十周年なあんて、長いようで
あっという間です。
私もとがびに参加して早6年。
私こんなに大きくなったわよ。
という作品を色で表す作品を
作りたいと考えました。
そして人間の人生の節目を
九つ決めてみました。
赤ちゃん
幼少期
反抗期
思春期
青年期
社会人
親
おじさん
黄金期(おじいちゃん)
そして、「あなた」につながる。
輪廻転生といいましょうか、
部屋のなかどこに居ても過去未来につながる。
そんな風にしたかった。
新聞紙も、人生の波を表しています。
どうして僕を産んだの?
と泣き叫んで生まれ、
いい人生だったと
フェイドアウトしていく。
ビリビリにやぶれたり
愛が生まれたり。
虚しくなったり。
そんな、あなたの人生。
というわけで
助言をくれたみっちゃん
照明をつけてくれたあかち
21世紀美術館を作ってくれた
美術部の子や、中平先生、住中ちゃんに感謝をこめて。
ただいまとがび、僕たち少しは成長しましたか?