さくらびレポート188:安心できる領域を広げる

先日、フェイスブックを見ていたら、こんな文章に出会いました。

「成長とは、安心できる領域が広がることである」

んーー、なるほど!!その通りです。

納得してしまいました。

美術も全く同じです。スキルや知識の量ではなく、安心という右脳的な感覚を感じる領域が広がること。つまり、下書きがないと安心できない生徒は、その下書きをさらに進めるか、ちょっとでも下書きを減らさなくてもいいから、チャレンジを試みてみる・・。そして少し自己肯定感を味わう。というような今現在の自分と等身大の安心領域を「やれそうだな」「うまくいきそうだな」というポジティブな気持ちを持ちうる範囲内で、無理せず少しずつ広げていく。それが美術の成しうる「成長」の促進なのではないでしょうか。そう考えると、もしこれが授業の中で実現できるのであれば、美術の学習って、本当に人が生きることと直結していると言えそうですし、すごいことになると思います。

なんか、・・・できそうですよ。できますよ!やってみましょう!!