瀬村製材第2倉庫プロジェクト「海岸芸術家協会 倉庫編」

7月29日 いよいよ展示が始まります。
 朝から倉庫の掃除、作品展示、照明設置、受付設営で汗だく。
 神山さんの作品「携帯式一家団欒発生装置」をみんなで組み立てる。
 天然サウナ状態のなか段々形が出来あがってきて、小さな卓袱台とかさ付 き電球を中に設置するとそこはみごとに一家団欒が発生する。
 菅さんの作品は宙吊りにする「Step 1」が補修中で明日の朝設置予定。
 展示空間を整備し、照明を仕込む。ほのかな明かりの中不思議なインスタ レーションが浮かび上がる。

7月30日 いよいよ開幕。
 晴れ渡るまぶしい青空が今日を祝っているようで、花火大会を知らせる爆音も心地 よい。
 9時半アート蔵でのミーティングを終え倉庫で最終チェックをする。
 映像機器、照明の電源を入れる。倉庫の中はまだひんやりとした空気。
 掃除をしていると10時前今日一番のお客様。映像の音楽が流れる中
 ゆっくりと熱心に作品を鑑賞。いいすべりだしだ。
 その後午前中はぼつぼつとそれでもさほど途切れることもなくつづく。
 11時には愛媛新聞社のAさんが熱心に取材される。
 午後からはグループで訪れる方が増え入館者は最終100名を超えた。 作品解説の パンフやアンケートを渡し、時たま作品に関する質問を受る。
 (作家の菅さんはほとんど倉庫にいて対応。)
 アンケートにも丁寧に答えてくださるお客様のために椅子を2脚用意。
 傾く日差しとともに倉庫の中も変化。朝は見えにくかった天井に映し出される映像も 形を鮮明にする。
 それぞれの楽しみ方で倉庫を訪れてくださったお客様に感謝しつつ、撤収作業。ここ ちよい疲れと充実感。
 撤収作業を手伝ってくださったYさん、Tさん、Kちゃん、カコアのメンバー、バイトのMち ゃん本当にお疲れ様でした。
 (Nao)