エスパス21にて行われたMeets Arts Open College 4 。
時が経過するのは早いものです。次回の講座が開催されるまえに、この回での2部で話されたことをランダムですが書きたいと思います。
2部では、受講者が各グループに分かれて、自主的に今ある課題について話し合っていきました。15分というタイトな時間のなかで何が実現できるのか、とても興味深い機会でした。
アートプロジェクトを行うには、資金・人材・ネットワークの3つの必須が挙げられ、人とのかかわりの中で大きいところから身近なところへ課題が向けられていきました。こういった活動を行うことで自分や地域や世界にフィードバックしていく一連の流れが各受講者の中にそれぞれあるということ。ここ松山市でのまちづくりにおいての考え方を未来に向けて市民と取り組んでいく方法、住んでいるまちをゆっくり観察してみる、そして価値を見出せるようにしたい、など具体的な例を切り口に話しをしていったグループもありました。
街とアートの関係を今回の講座のテーマにしていることによって、街とのかかわりをもって、でも協調しあうだけでなく各自がやりたいことを目的にアートがある環境をつくっていくことが、枠にはまらない、既存の価値観をリセットしてシステムを再構築していくことにつながればと思います。
答えのない、険しい道です。これがないと人生じゃないっていうようなものに出会うために、これからもこういった話し合う機会をつくれたらいいですね。(kaid)