お待たせいたしました。大変遅くなってしまい失礼しました。オープンカレッジ第3回(1/21開催)の第二部レポートです。
二部はみなさんから芹沢さんへの質疑応答の形式をとらせていただきました。
まず、芹沢さんから、「アートとはマジックである」というフレーズについて、場の力に強さ弱さはあるのか、についてお話を頂きました。
その後、地域で作品制作をしているかた、中間支援をしているかた、様々な立場からのみなさんから質問や感想をいただきました。
私は、その場所でしか成立しない作品をそこに住んでいない人にも共感させていく普遍性がアートには必要であるというお話が印象に残りました。アーティストは作品に普遍性と個別性を併せ持たすという大きな課題を背負っていることを改めて感じさせられました。
こういうお話のなか、実際アート作品をつくっている学生さんからアートの可能性と必要性を感じた、頑張る力を頂いた、との意見をいただき、大変うれしく思いました。
今回の講演では、これからの地域のアートプロジェクトとそれに関わるアーティスト、中間支援の在り方について、なにより自分たちが住んでいるこの松山という場について考えさせられました。先は明確ではなくとも、これからもアートの可能性を信じていきたいと感じさせられたオープンカッレジでした。(tama)