3月になりました。
カコアでは連日、AAF2007がらみの企画会議が続いています。
今日は額師風雅&フリプチとの初協議です。
風雅さんちのアトリエで、昨年実施の三津浜での「たいせつ人フォトリレー」の感想と今年のプロジェクトについての熱い思いを互いに語り合うことからはじめました。
その中で、ちょっと感動したエピソードが、カコアスタッフの吉岡さんからありました。
フォトリレーはインスタントカメラで自分の大切な人を撮り、知り合いに渡していき、最後の人が風雅&フリプチにそのカメラを返送するというものです。そして、現像プリントした写真を三津浜の商家に展示し、皆さんに写真を取りに来てもらうのです。カメラの中には途中で行方不明となり帰ってこないものもあります。あるカメラも帰ってきませんでした。ところが数ヶ月たって、そのカメラで撮った写真が、そのカメラで写真を撮った最初の人の手元にプリントされて戻ってきたのです。調べてみると、そのカメラの最後の人が何を勘違いしたのか、自分で写真を現像プリントし、前の人に返していったのが、そのままリレーされて、最後は写真が1枚だけ残って、カメラの最初の人に戻ってきたわけです。想定外の出来事で、奇跡のように思えました。
思いがけない驚きと感動、これこそアートの醍醐味でもありますね。
今年のプロジェクトではどんな奇跡が起こるでしょうか?
今からワクワクしますね。
(nori)