「明治の三津浜 三傑展」開催中!!

鯛や1周年記念として、「明治の三津はえらかった 明治の三津浜三傑展」が3月18日(日)まで、三津1丁目「鯛や」にて開催中です。
http://www18.ocn.ne.jp/~taiya/
鯛やのご主人が独自の視点で選んだ明治時代三津出身の3人が残した作品・文章の展覧会です。
その3人とは、俳人の大原基戎(おおはらきじゅう)、軍人の水野広徳(みずのひろのり)、絵師の森田樵眠(もりたしょうみん)。
知る人ぞ知る郷土が誇る偉人たちです。

大原基戎
・文化9年(1812)生まれ、(1889)没。
・大原基戎は松山藩士の父の跡を継ぎ御船手大船頭になった。
・明治維新後三津に明栄社を起こし、俳誌「真砂のしらべ」を主宰刊行。
・道後義安寺の芭蕉塚を建立した。

水野 広徳 (みずの ひろのり) (1875〜1945)
 軍事評論家。軍人。和気郡広町(三津町と総称された港町の一部、現松山市)出身。日露戦争の旅順口閉塞や日本海海戦に参加。軍人としての活動のかたわら、軍事関係の著述活動も行う。明治44年に出版した『此一戦』は、桜井忠温の『肉弾』とともに戦記文学の双璧とされ、広く読まれた。第一次世界大戦直後にヨーロッパへ留学した際、現地での惨状を目の当たりにし、人道的平和主義者へと思想的な大転換を遂げる。その後ほどなく退役するが、退役後も筆を休ませることなく、太平洋戦争に向かう社会情勢の中で、日米の対立激化を憂慮するような著述を出し続けた。
http://www.mizuno-museum.com/index.html

森田 樵眠
寛政元年伊予三津浜に生れ、養神斎、又は惶々翁の別号あり。始め岡本豊彦に師事し名手の誉れあり。門下に天野方壺を出す。明治五年歿、年七十八。
http://www.lib.ehime-u.ac.jp/KAIGA/kaiga09.html

併設企画として、「三津の人々がつむいできた時と建築」と題し、三津浜古民家地図を展示しています。
そして、3月17日(土)午後1時からは、企画者の池田由美さんによるお話かがあります。是非ご参加ください。