木村家での潮風に・・・

ギンギンの夏の太陽が照りつける7月28日(土)。

アートバトルin三津浜の、11月4日(日)アート蔵でのプロジェクト参加アーティストと、カコア担当者間のミーティングを行いました。参加アーティスト(石原公彦、高市知美、宮本舞、今村達紀)とカコア担当者(藤田、三好、井川)は、爽やかな漁村の潮風が吹き込む木村家二階の畳の間で、アイスコーヒーやジュースを飲みながら、和やかな中にも緊張感をもって、当日のシュミレーションをさまざまな角度から想定し、また一歩本番に向けて前進しました。

アーティストの作品コンセプト、妄想段階での作品のイメージ、作品に対する思い、上演の順番、作品を完成させるのに必要な機材のリストアップなど、内容の濃いミーティングとなりました。

あるときは糸が張り詰めたような空気が流れ、あるときは笑いに包まれ、お互いの意思疎通が少しずつ図れてきました。文化の薫りの風が吹く秋の本番には、来場者のココロの琴線に触れるようなステージを、三津浜の人々の記憶と再生の物語をアートで蘇らせ、蔵という独特な空間で、それぞれのアーティストの渾身の作品を提供できるよう、本番までのプロセスも大事にしていきたいと思います。乞う、ご期待、、、デス。

(井川雅人)