廻船問屋である木村家。
家主が不在になり、はや数年。
時々、カフェやアートイベント等で使用していますが、基本的には空家です。
そんな空間で展示した「顔のクローゼット」
以前grass green closetのギャラリースペースで見た「顔のクローゼット」とは印象が異なります。
52名の顔が重なることで、誰でもない誰かの顔が誕生。
そんな誰でもない誰かの顔。
木村家の空間に展示することで独自の存在感を醸し出します。
家主不在の木村家・・。
誰でもない誰かの顔・・・。
その2つが出会うことで作り出される空間。
そこで、私たち鑑賞者は、記憶の奥底を探る旅に出ます。
日本人のDNAレベルにおける普遍的な記憶を体感できる空間装置です。
そんな空間で、皆さんは何を想い、感じましたか?
木村家における「顔のクローゼット」。皆さんの感想をお聞かせください。
(fujita)