風雅フリプチの風雅さんからカコアへメッセージが届きました。丁度1年前に開催したミーツアーツ・オープンカレッジから今年の構想をされていたとのこと。。。そういえば、NPO法人シアターネットワーク愛媛の発足も連続講座に参加されたく☆すさんがあれがあったから頑張ってみようかと思った。とおっしゃっていました。少しずつですが、着実に成果とネットワークは広がっています。風雅さん、ありがとうございました。
sano
以下、風雅さんのメッセージ
「2007たいせつ人フォトリレー愛媛から」思えば長い一年でしたが、カコアの皆様お世話になりました。。
2006年に佐野さんによって、フォトリレーとカコアとをつなげてもらってから、2度の恊働作業となりましたが、今年は写真の展示においても、佐野さんのプランを採用させてもらい、2006年池田屋商店の空間作りとは全く対照的な空間が実現できた事は、私自身もフリプチにとっても新鮮でした。フォトリレーを担当してくれた佐野さん吉岡さんありがとうございました。
又、この場を借りてカコアの皆様にお礼申し上げます。ありがとうございました。具体的な展示期間のサポートや今日の解体の手伝いなどのご協力もさることながら、この一年間フォトリレーをやりぬくためのモチベーションを引き上げてくれたのは、カコア主催したオープンカレッジでの体験でした。
徳永さんのアートとオーディエンスの発生との関係の話を聞いてから、フォトリレーでのそれらの関係(誰がアーティストで誰がオーディエンスか?)を考えるようになったし、その後のディスカッションのテーマ「落書きはアートか」では、みんながいろいろな意見を発表する中、私一人「わかりましぇん」と泣きついたりしましたが、その日から「たいせつ人フォトリレーはアートか?アートになりうるか?」を毎日のように考えるようになりました。もちろん今なお「わかりましぇーん」 です。
秋元雄史さんにおいては、直接フォトリレーについてのコメントもいただき、「何度もやって精度を上げていったらおもしろいよ」の言葉は100万馬力級の力となりましたし、「展示に川俣など他のアーティストをイメージさせるのはよくないよ」のご指摘が今年の展示(佐野さんにお願いした)に繋がったのだと思います。さらにその時のディスカッションで同席した田中さんがちらっと発言した「FLAT]という言葉は、私を虜にしました。アーティスト×オーディエンス、落書き(フォトリレー)×アートらをやや暴力的にもガチャガチャポンのフラットにしたいなんて思ったものです。
語り尽くせない程多くの事柄がよぎりますが、直接的にも間接的にもカコアさんとの恊働によってフォトリレーが実現しました。今年のアートバトル朝井さんの作品のように、一人の作家の精度の高い踏み込んだ作品をみると、アートだけが唯一、個人の感性を突き詰めながらも社会に影響を与えれるものだと実感できます。一方フォトリレーは対照的な方向で、ますますマスコラボレートしていくべきだとも思っています。フォトリレープロジェクト自体をカコアさんにリレーするという構想妄想はできそーもないですが、(ちなみに韻を踏みました)とりあえず今年を終えます。来年どこからどんな作用があり、どうなっていくか全く 0 でありますが。しばらくおやすみです。(仕事に専念します)なんて。
額師風雅