通い湯治10か月その22「旅館大沼・おかみさん」

「あらっ! カドワキさん、来てたの!」
と、独特のオーラを放ちながら現れる旅館大沼のおかみさんはゆめ会議事務局長・大沼伸治さんのご母堂。B型気質とあって(?)、顔を見せると何かひとつうけをねらわずにはその場を立ち去れないごようすで、あたりに活気がみなぎります。
大沼さんがよく出すたとえに、「湯治場はひとつの舞台」というのがあります。「みなさんは演じているんです。存分にやりたいことをやってください」
そしておかみさんは、いわばこの舞台にはなくてはならない役者さんです。

(コメント:門脇篤