通い湯治10か月その58「大浴場・初音旅館」

差し込む新緑の光がまぶしい初音旅館の大浴場へ。窓枠の青とピンクの壁がなんともジヴェルニー風。
陸羽東線をのぞむ岩風呂は、改築のおりにも先代がつくったものだからと、あえてお風呂はそのままに、建物をお風呂にあわせてつくったといいます。
駐車場には桜が8本ほど並び、春はお花見もできるとか。
にぶい光を放つ使い込まれた木の廊下など、湯治場気分いっぱいの宿。
そしてやはりここもおかみさんがいい。

(コメント:門脇篤