美術家・門脇篤「江合川に毛糸の橋をかける」

ひと月後に行われる「GOTEN GOTEN 2006 アート湯治祭/アートin湯治(AIT)」での展示に備え、今日は江合川の両岸に毛糸を結んでその状態をチェックしてみました。会期中は鳴子にわく9種の泉質にちなんで、9色の毛糸を多数結び、毛糸の「橋」をつくります。
おりから天気がくずれだし、強風まで吹き出したのですが、たるんだ毛糸はゆるゆると風の流れを描きながら、なんかとってもいい感じです。
これまで屋外などいろいろ毛糸を結んできましたが(こちら)、今回は約150メートル。これまでで最も長く大規模なものになりそうです。長い分、毛糸は予想していたよりもずっと複雑なかたちを描くことがわかりました。これはぜひとも画像や動画などではなく、風と川の流れを感じながら、現地で見ていただきたい作品になると思います。
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(コメント:門脇篤