地域の中学校3校を統合、この春新たに開校した新生鳴子中学校にお邪魔しました。
生徒数約220名。1年生3クラス、2〜3年生2クラスの学校で、ふんだんに木を使い、開放的な校舎も本当に素晴らしかったのですが、何より先生方のやる気と生徒さんたちのういういしい好奇心や素直さに驚きました。たいへんいい感じで学び舎が動いているのが、「オーラ」でわかるような。
7月の企画「アートin湯治(AIT)」の説明をすると、たいへん興味をもっていただけ、美術部の生徒さんをお招きする一方、湯治アーティストの美術部訪問するとか、あるいは全校生徒による毛糸投げを総合の時間を使って体育館で行ってはどうかなどまで話がふくらみました。
「とがびアート・プロジェクト」の中平先生もブログなどで書かれていますが、子どもたちこそが、これからの地域をつくっていく最も若い住民であり、この方たちに見せずに、あるいは参加してもらわずに地域づくりなどありえないのではないかと思いました。
いいかたちで地域が学校へとからんでいけたらと考えています。
写真は各教室に設置されたこけし。地域の名工たちによるものだそうです。
(コメント:門脇篤)