湯治アーティストたち、到着

「アートin湯治(AIT)」に参加する湯治アーティストたちが、明日のオープニングを前に、続々とごてんゆ・東鳴子に到着です。
最初に到着した越後しのさんはさっそく東鳴子会館奥の大沼公園へ。雨の中、設営を開始しました。が、イメージ通りにいかないらしく、「不完全燃焼ですねー」とのこと。現場にあわせ、再度チャレンジです。
次に到着したのは田中真二朗さん(写真)。私が御殿湯駅で「蚊帳」をつっているところへスケッチブックをかかえてご到着です。1時間後には「もうお風呂に入ってます」。
最後に東鳴子入りしたのは唯一東京から参加の狩野哲郎さん。東鳴子会館に「植毛」する「雑草」を持参されました。

明日は朝9時から町内会のご協力を得て、温泉街を毛糸で結んだり、江合川に毛糸の橋をかける予定です。行政区長さんのお話だと、70人近くを招集。お昼には炊き出しも行う予定。
が、どうも明日はすごい雨の予報で、高齢者も多い中で、おからだにさわってはとようすを見ての実施となります。

午後3時からは地域の鳴子中学校から、美術部員が「アート散策ツアー」に訪れます。これも晴れていれば、それぞれの気に入った作家との共同制作の可能性がありましたが、雨だと旅館大沼の離れ・大沼山荘で交流会となります。現代アーティストと中学生がお互いに質問コーナーなど行おうかと。

午後5時より、オープニング・ツアーを行います。これからはじまる「アートin湯治(AIT)」で、各作家がどんなプランをもっているかを、直接その口から説明するツアーです。
その後6時よりオープニング・パーティ。地域の方々をお呼びして、ごあいさつの会を開きます。

(コメント:門脇篤)