田中真二朗作品、移設・保存決定

「GOTEN GOTEN 2006 アート湯治祭」の7月の企画「アートin湯治(AIT)」に湯治アーティストとして参加した田中真二郎さんの作品が、鳴子温泉郷・鬼首(おにこうべ)にある「きつね森」に移設・保存されることが決定しました。
地元小学生らを巻き込んでつくりあげた田中さんの「秘密基地」を思わせる作品は、8月の企画「光の盆」のおりに解体・撤去される予定(一部のうわさではキャンプ・ファイヤーにされるとか)でしたが、鳴子公民館の大沼幸男さんの尽力で、移設されることに。
田中さんはこの話を聞いて、「たいへんうれしい。小屋のまわりにつるを根付かせ、当初のイメージに近いものができるかもしれない」と語っていました。
一方関係者は、「しかし雪でつぶされるだろうね」と言っていました。

(コメント:門脇篤)