勘七湯7代目湯守の高橋聖也さんは、かつて某大使館に「NO WAR」と記した牛タン(仙台名物)を投げ込もうとして捕まったことがあるという根っからのアーティスト肌。7月の「アートin湯治(AIT)」のおりにも、温泉街にはりめぐらされた毛糸を毎日チェック、たるみをなおしたり警察対応を行ったりと、それはほとんど「勘七アート」ともいえるものでした。
その一方、「あのたるんだ感じがいいのに、なおしちゃうんだもの」と厳しいコメントをよせる一部のおばさま方や、「何しろあいつは変わってる」というおじさま方など、やはりアーティスト肌によせる意見は賛否両論。
しかしご本人は今日もひょうひょうと東鳴子の町を歩いているにちがいありません。
(コメント:門脇篤)