ドキュメント/アートin湯治(AIT)「毛糸のゆくえ」

写真は「GOTEN GOTEN 2006 アート湯治祭」の7月の企画「アートin湯治(AIT)」で使用した毛糸。これまでさまざまな場所に展示した毛糸(こちら)も、すべて展示場所がわかるように保存してあります。
これらは毎回展示があるたびにまた毛糸玉になおされ、すこしずつ「再利用」されます。例えば、「AIT」で使ったこの毛糸も、今月末の仙台や来月の岩手・土沢、長野の中学校での展示のためにすこしずつときほぐされ、毛糸玉の状態になおされつつあります。
うちに時間を含んだ空間芸術、というよりは、うちに記憶を含んだとてもアナログな装置(スポンジのような)といったイメージでしょうか。

(コメント:門脇篤)