コミュニティアート・ふなばしfeaturing門脇篤

この日、千葉県船橋市中心街一帯で行われたイベントの中の、本町通り商店街の「きらきら夢ひろば」と山口横丁の「山口横丁ストリートフェスタ」に参加してきました。
船橋とは、アサヒ・アート・フェスティバル(AAF)の縁で、コミュニティアート・ふなばしのみなさんが「GOTEN GOTEN 2006 アート湯治祭」の8月の企画「光の盆」に来て、「千葉クリエイティブ・クラスター(CCC)円卓会議」を開いてくださり、今回逆に私門脇が船橋へ毛糸をもっておじゃましました。また、ひとあし先に東鳴子の縁台も到着しており、この日思わぬ活躍を(このあたりについては山浦さんのブログ参照)。
船橋という地名の由来はヤマトタケルノミコトが東征のおり、今も町中を流れる海老川を渡るおり、船を並べて橋にしたところからきており、今回はこれをモチーフに作品をつくりました。毎年開かれるこの企画では、数団体のNPOがそれぞれの企画を通りに沿って出すのだが、スペースが限られているためにそれぞれが孤立化してしまい、一体感がない、これをどうにかできないか、というのがコミュニティアート・ふなばしからいただいたオファーでした。そこでそれぞれのNPOのみなさんにつくってもらった船に毛糸を通して商店街を貫くことで、準備段階から当日の展示にいたる一体感を出せないかと考えました。これは基本的には「GOTEN GOTEN 2006 アート湯治祭の7月の企画「アートin湯治(AIT)」と同じ発想のものです。
写真は開催前日、夜空に浮かぶ船のようす。スタッフのみなさんのおかげでイメージ通りのものをつくることができました。
また、中華料理の東魁婁やうなぎの鶴長、話題のカフェ・ヒュッゲなどさまざまな船橋の味も堪能し、実に有意義な旅でした。

(コメント:門脇篤)