「GOTEN GOTEN 2006 アート湯治祭」で、東鳴子と熱い交流の生まれた千葉のコミュニティアート・ふなばし。湯治アーティスト・門脇が先日、船橋のイベントに参加したおりのレポートをコミュニティアート・ふなばしの宮沢茜さんがレポートしてくれましたので、こちらにも転載いたします。
****************
今回、「千葉クリエイティブ・クラスター」の企画で門脇篤さんを招聘させていただきましたので報告いたします。
2006年11月4日(土)、船橋市本町通り「きらきら夢ひろば」に現代アーティストの門脇篤さんに来ていただき、「きらゆめ丸」航海記と題して、毛糸と舟をモチーフにしたインスタレーションが商店街に彩っていただきました。
きらゆめ(通称)は、船橋市本町通り商店街で毎年春と秋に開催されている地域づくりのイベントです。NPOと商店街が一緒に企画・運営をしています。
門脇さんの作品は、毛糸に船を通し街灯に結びつけるまた,船と毛糸を使ったレースのゲームもしました。街灯の作品は、まちにを一体に見せるすばらしい作品でした。作品を制作している途中で商店街を通る方が「何かあるんですか?」「お祭りですか?」と声をかけてくださいました。また、声をかけない通行人も数秒足をとめて空に浮かぶ船と毛糸を見ていたり、「何だろうね」と一緒に歩いている人と話したりしていました。船と毛糸のレースのほうも参加した子どもたちは楽しそうにやっていました。中には、向きになって競い合う親子もいました。
今回門脇さんに来ていただいたのは、東鳴子でご縁があったからです。今回、東鳴子で使っていた縁台を船橋に送っていただき、きらゆめ当日使わせていただきました。大沼さん、ありがとうございました。
門脇さんはアーティストとしてすばらしいだけでなく、アートをやる土地のことをリサーチしてくださったり、コラボレートする方や私達との連絡をまめに取ってくださいました。私は、今回アーティストの方の担当をしたのははじめてでしたが、門脇さんがまめに連絡をとってくださり本当にやりやすかったです。門脇さん、ありがとうございました。
私は、本当に力不足で足りない部分が多々ありましたが、皆さまのおかげで成功することが出来ました。ありがとうございました。
(報告:宮澤茜)