「GOTEN GOTEN 2007 アート湯治祭」企画①

年頭にあたり、今年の「GOTEN GOTEN 2007 アート湯治祭」の現在検討されているプランについてご紹介したいと思います(いずれも企画段階であり、変更の可能性があります)。

今年、「アート湯治祭」として新たに検討されているのが地域間ネットワーク。地域が均一なグローバリズム的ネットワークを構築するのでなく、それぞれの地域の特色をいかし、互いに尊敬し、補完しあうような関係を築いて行くことが、競争社会にかわって来るべき共存社会のポイントになっていくと思います。
すでに山の東鳴子は海の塩竈と、地域の食や環境(川の上流・下流域)といった視点から交流を行っていますが、今年は両地域をアートでリアルに結んでしまうという企画を考えています。
題して「第3回世界トライク選手権 アートライク・塩の道」。三輪自転車トライクに鳴子の「湯治米」を満載、70数キロを実際に走破して塩竈へとたどり着き、その名前の由来ともなった御釜神社の藻潮(海水を釜でたいて塩をつくる神事でできた塩。県指定無形文化財)を使って日本一うまいにぎり飯をつくります。
開催は御釜神社藻塩焼神事の行われる7月4〜6日のほか、塩竈は本町通り商店街のイベントがある8月、もしくは東鳴子で「アートin湯治」開催中の9月1〜2日などが候補となっています。
参加者(トライクをこぐ人)も近日中に募集の予定です。脚に自信のある方、鳴子から塩竈までリアルに旅してみたい方など、どうぞご参加ください。

(コメント:門脇篤)