今日から仙台市青葉区川内にある宮城県美術館で始まった企画展「アートみやぎ2007」は、2000年、2003年と継続的に宮城ゆかりの作家を紹介するもので、今回はさまざまな年代、ジャンルの8人が展示を行っています。
残念ながら湯治アーティストからの出展はありませんでしたが、図録に学芸部長・西村勇晴氏が執筆している「みやぎの美術2003-2006」には、注目すべき宮城のアート・シーンとして、アート・プロジェクトの存在が、そしてその事例として「GOTEN GOTEN 2006 アート湯治祭」について5行ほど紙面が割かれています。
以下、引用します。
「2003年以降の県内の美術活動に彩りを与えたのは、そのいくつかのアート・プロジェクトだろう。(中略)2005年に始まった東鳴子ゆめ会議主催による「GOTEN GOTEN アート湯治祭」(9月開催)は、2006年には開催期間を5月〜10月に設け、アート・美術部門を設けた。これには門脇篤、越後しの、狩野哲郎、田中真二朗が参加している。このプロジェクトは2007年の開催も決定している」