塩竈・もとまちアート海廊(ウォーク)

東鳴子と交流のある、同じ宮城県内にある塩竈は本町通りまちづくり研究会主催の企画として、7月から1か月強にわたり、商店街一帯にアートを点在させることで、訪れた人にまち歩きをしてもらう、というアート・プロジェクトの準備を進めています。
もちろん、塩竈で私がこうした企画をすることになったのも、東鳴子「GOTEN GOTEN アート湯治祭」があってのこと。
仙台での「ART仙台場所」、塩竈での「もとまちアート・ウォーク」、そして東鳴子を中心に大崎地方の「GOTEN GOTEN アート湯治祭」と、宮城県内のアート・プロジェクトがもりだくさんです。

もとまちアート海廊(ウォーク)
 ☆☆☆ Motomachi Art Walk ☆☆☆

 2007年7月1日〜8月10日
 宮城県塩竈市本町通り商店街界隈
 主催:本町通りまちづくり研究会
 共催:門脇篤まちとアート研究所、美術計画実行委員会
 URL http://www.kadowakiart.com/shiogama/
 ブログ https://www.voluntary.jp/weblog/RedirectServlet?npoURL=shiogama

出展者、ボランティアスタッフ募集中!
もとまちアート・ウォーク下見会・説明会実施予定
5/13(日)、5/20(日) 塩竈にて
 詳しくはお問合せください
 問合せ:門脇篤まちとアート研究所
 ℡ 070-5621-2301 info@kadowakiart.com

「街はすでにアートであふれている」
“コミュニケーション”と”‘(再)発見”をキーワードに、本町通りを舞台としたアート展を実施、アート作家にとっては街との交流の中で作品をつくる経験に、街の方にとってはアートの視点で街やお店を見直し、日常を楽しくする機会に、来場者にはアートさがしをきっかけにして「まち歩き」をしてもらい、その中で塩竈の街のよさやおもしろさ、歴史や人の息づかいといった商店街ならではの楽しみ方を発見してもらう。

【企画背景】
塩竈・本町商店街は、モータリゼーションにより、人の歩かない通りとなってしまっています。しかし塩竈神社や港と一体となって発展してきたこの街のよさを知ってもらうためには、点と点を結ぶ車の目線ではなく、歩行者の目線と速度でまち歩きをしてもらい、自分なりの塩竈を発見・体験してもらうことが必要です。2004年に発足した本町通りまちづくり研究会による大漁旗の掲揚や、くるくる広場での年間を通したイベント企画は、街に対する興味や、訪れてもらう機会を増やすことを意図した活動として、地元を中心に理解と定着を見せています。こうした地域発の活動を前提に、アートという「触媒」を使った企画を行っていくことが、外部への話題性や、さらなる地元の結束や理解の機会になるものと推測します。

【企画概要】
タイトル:「もとまちアート海廊(ウォーク)2007 なつ」
内 容:地域を活かしたアート展の開催。
実施日程:2007年7月1日(日)〜8月10日(金)
エリア、企画:本町通り商店街全域および塩竈市内各所
①アートストリート:
くるくる広場、御釜神社、ちびっこ公園、協力店舗など。商店街を歩きながら見られるもの。作家作品のほか、お店店主による「がま一」や「まちのアートさがし」で「発見」された「まちのアート」など。「アート・スタンプ・ラリー」の実施(すべての作品を見た人には商店街やアーティストから記念品贈呈など)。
②もとまちバンク・アート:
旧徳陽シティ銀行でのアート集団「美術計画」の展示
③くるくる広場:
・オープニングウォーク(オープニング・イベント):各種企画を実施、おまつり風のにぎわいを演出する。
「もとまちアート・マーケット」(アートフリーマーケット)
「もとまちライブ」(沖縄三線、ブルース民謡)
「もとまちアートシンポジウム」(オープンエアでアーティストや商店街の人々が語らい、商店街スピーカーから流すほか、地元FM局へも協力を打診)
「もとまちアート・ツアー」(アーティストによる作品開設)
・くるくる談義:まち研による物販やビアガーデンのほか、東鳴子からやって来る「トライク隊」を迎える。
④しおがまアートLink:
ふれあいエスプ塩竈、菅野美術館、ビルドフルーガス、JR東日本などへ連携を打診。それぞれの事業をリンク企画として広報などでの連携を図る。
⑤ワークショップ:
東北文化学園大山本研究室によるまちづくりワークショップの期間内開催を打診

参加希望アーティスト募集中!
問合せ先:門脇篤まちとアート研究所
070-5621-2301
info@kadowakiart.com