「りくとうアートライン」ではJR陸羽東線・川渡駅周辺のアート拠点としては大崎市立鳴子中学校を考えています。
鳴子中は昨年春に周辺の3つの中学校(鳴子中、川渡中、鬼首中)が合併してできた中学校で、大沼さんの恩師である及川先生が校長先生に就任。朝のゴミ捨ての折の立ち話がきっかけとなって「アート湯治祭」との連携が昨年から始まっています。
昨年は7月の「アートin湯治(AIT)」のおり、中3美術部員のみなさんに湯治アーティストの作品を見学していただき、大沼山荘で交流会を開きました。逆に「AIT」最終日には、アーティストが鳴子中へ出向き、校舎を見学しました。
今年も「AIT」時には湯治アーティスト作品を見学してもらうとともに、湯治アーティストが鳴子中美術部を訪問していっしょに作品制作をおこなったり、10月27日に予定されている鳴子中の文化祭のおりには、生徒作品とともに6人の湯治アーティストの作品を中学校に展示。特に雑草を育てる狩野哲郎作品を担当する生徒や、ベランダを模した作品を設置する田中作品のアシストをする生徒など、アーティストと中学生協働による文化祭=アート・フェスティバルの開催を予定しています。
宮城にも「学校美術館」が!
(コメント:門脇篤)