今年、一週間の湯治体験をする2人目のアーティスト・髙橋健太郎さんも、現在、宮城県塩竈市で行われている「もとまちアート海廊」に出展していただいています。
展示されているのは、03年に制作した「その場所」。やしの実のような実の割れた部分からハスの花のつぼみのようなものが顔を出しているというもので、割れた部分だけは自然に割れたのだそうです。
展示場所は塩竈の老舗和菓子店である「梅花堂」。店名に「花」の字があり、作品に「梅」のピンク色があり、それがとても似つかわしく思えたので、この場所を選定しました。
作品は本当にお店の一部と化しています。
(コメント:門脇篤)