ごてんゆ通貨

8月29日から始まる「GOTEN GOTEN 2007 アート湯治祭」の美術企画「アートin湯治(AIT)」では、アーティストに一週間の湯治体験をしてもらいながら、制作や展示、パフォーマンスを行っていきますが、滞在中、アーティストには「ごてんゆ通貨」なる地域通貨が配られます。これは東鳴子の協力店のみで使えるもので、食事に使ってもよし、日用品を買うもよし、友達を泊めたり、おごるのに使ってもよいもので、アーティストの生活をサポートするとともに、地域に小金が落ちることで、経済効果というよりは、やってる雰囲気、企画につながってる感じを味わってもらうものです。
アーティストの宿泊先は基本的には2食付で、昼食は温泉街で食べてもらうことになります。昨年は懇親会などのある日を別にして、2食付でしたが、今年はもう一歩進んで、期間後半には朝食付(夕食なし)、あるいは完全自炊にもチャレンジしていただきます。
もちろん、その分の「ごてんゆ通貨」が支給され、温泉街で食べるもよし、湯治場風情を満喫するために、炊事場で自炊をすることもできます。当然、湯治場ですので、ガスやなべ類、お茶碗などの食器はすべて完備されています。

さあ、いよいよです。

(コメント:門脇篤