「見るものがないじゃないか!」とクレームが出始めて久しい「りくとうアートライン」ですが、「日本一スローなアート・プロジェクト」なのでじっくりゆっくりやってます。すみません。
さて、東鳴子温泉街の一角に、真っ赤なパン屋さんがあります。その名も堀江製菓店。ここのパンがうまいんです。昨日は黒糖パンごちそうになりましたが、一口食べてパンを見直すほどうまかったですねー。
ここにお店を描いた絵を展示してもらうことになりました。「ホリエギャラリー」の誕生です。
また、勘七湯の高橋聖也さんも、アーティストのこのふがいない状況に、「せっかくアートを見に来るお客さんに、アートがないというのでは申し訳ない。うちの使っていない旧館を貸し出しましょう」と人肌ぬぐと申し出てくださいました! すばらしい。これがまちの力ですね。
というわけで、もうすぐ「ギャラリー勘七湯」もオープンするかもしれませんのでお楽しみに(アートの部屋に宿泊? 日帰り温泉付?)
この勘七湯さんの旧館、内装は木造でたいへんすばらしいつくりなんです。旅館として再利用しようとすればリノベーションなどたいへんですが、アート展示ならばなんとかなるんじゃないでしょうか。ということで、アートによる地域資源の活用が実現するといいですねー。
(コメント:門脇篤)